「育鵬社版歴史教科書ファクトチェックー教科書検定・採択に向けてー」


演題 「大阪憲兵隊事件」を調べて            ー戦争犯罪に巻き込まれた市民の悲劇ー

 12月16日(金)午後3時より、教育会館3階「ローズ」で府高退教セミナーを開催しました。林耕二さん(和泉総合高校)を講師として、大阪市にあった中部憲兵隊司令部のもとで、1945年に47名のアメリカ軍捕虜が真田山陸軍墓地などで処刑された事件について、調査した結果を論文「米陸軍『墓地登録部隊』による米搭乗員捕虜処刑者の埋葬地発掘調査」として発表。朝日新聞でも大きく取り上げられました。

 この事件は「捕虜搭乗員の処刑と米軍の無差別攻撃という。日米双方の戦争犯罪という問題」を提起するもので、今日の時宜にかなった内容の講演でした。